mickeybook

ミトコンドリア活性化の施術@グリグリ&ナレーター。プライベートなみっきー本。

小さな手

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「当時明るくて元気なのに、なぜか近寄り難いあなたを不思議に思っていて、
それが記憶に残ってる。とても不思議だった」


と、大人になってから言われた。
明るく「していた」のよね。家庭環境のせいで
お父さんに恥をかかせたくなくて。
父を守ろうとしていた。


幼い頃から集団では群れないし
属さないタイプではあったけれど。


大人になった今でも、人付き合いやグリグリに対して「抱きしめられる数を預かることが
出来るように」そんな気持ちがある。


この手から溢れ出すほどではなくて
ちゃんと掴んでいられるくらいのね。
手、小さいからね。


新しいもの、新しい出会い(人に限らず)を

広げることは大切だけれど、

今自分の中にあるもの、

手にしているものを見ずに「そこ」へ
行こうとすると、こぼれ落ちるものがあって。


もしもそんな時は思い切っきり手を伸ばして
拾いに行けばいいかな。
掴みきれなかったものが

そこにあるかも知れない。